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◆ 痩せるメカニズム
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少しずつスタートが迫ってきていますが、
・睡眠をしっかりとる
・水分をしっかりとる
・よく噛んで食べる
はできていますか?
 
さて、今回のダイエット法の正式名称は
「ケトジェニックダイエット」といいます。
ケトジェニックダイエットとは、糖質を制限する代わりに、良質なタンパク質と脂質を摂ることで “ 健康的に ”痩せられる食事法のことです。
 
生命活動に必要なカロリーの大半を脂肪から摂取することで、体を「ケトーシス状態」にすることが目的です。
 
 
【ケトーシス状態とは?】
ヒトは通常、炭水化物(糖質)をエネルギー源としていますが、脂肪を主なエネルギー源にする仕組みに切り替えた状態です。
通常、ヒトがエネルギーとして使う優先順位は以下のとおりで、
 
①糖質→②脂質→③タンパク質
 
これを、脂肪をエネルギー源にする仕組みに切り替えていきます。
 
 
体が「糖」をメインエネルギーとして使いたいところを、使える糖質をなくしてしまうことで、脂質を使う(脂肪燃焼)ようになり、
“ 痩せる! ”
というメカニズムを作っていくのです☺️
 
もう少し詳しく解説すると・・・
 
ヒトがエネルギーを作り出す回路は
①〜③の順で行われ、
 
①の回路
通常、ヒトは食物から摂った糖質を分解してエネルギーを得ています。(この回路を解糖系と呼びます)
ヒトの体には筋肉や肝臓で糖を貯めたり使ったりする「グリコーゲン」という貯蔵システムがありますが、糖が余ると中性脂肪として蓄えられます。
× これが太る仕組み
 
②の回路
では、糖質を摂らないと….?
数時間は貯蔵したグリコーゲンを使用することができますが、それも空になると自力で脂肪や筋肉を構成しているアミノ酸などを材料に、糖を作り出します。(この回路を糖新生と呼びます)
極端な糖質制限をすると筋肉も一緒に落ちていき、基礎代謝量が下がります。(消費カロリーが減る)
消費カロリーが減るので、糖質制限をやめた途端にリバウンドをしてしまうのはこのためです。
 
③の回路
そこで、体は
「糖エネルギーをメインに使う」システムから
「脂肪酸エネルギーを使う」システムにシフトチェンジ♬
体脂肪を分解してエネルギーを生み出す
○ これこそが痩せる回路です。
 
 
次回は、痩せる回路を作るための
食事の取り方についてお話します。
ではまた次回に🖐